ヤドリギ(寄生木)「ヤドリギ科」 常緑、半寄生樹・雌雄異株   花時期: 5月  高さ:50cm程度  分布:北海道,本州,四国,九州   戻る
          学名:Viscum album L.subsp.coloratum Komar.  
常緑であるが、宿主の葉が落ちた冬期間でないと観察しにくい。                   ↓ 3月4日 富良野市          
 

↓ 12月31日 夕張  シラカンパに半寄生する「ヤドリギ」 果実は10月頃、淡黄色に熟し、冬期間 枝に残り鳥の採食を待つ



木々の葉が落ちた冬に、鳥の巣のように目立つ。 木より水分・養分を得て自身でも光合成を行う半寄生植物。





  アカミヤドリギ         学名:Viscum album L.subsp.coloratum Komar.f.rubroaurantiacum (Makino) Ohwi
 
↓3月4日 富良野市 果実が赤く熟す「アカミヤドリギ」





 
ヤドリギの果実は10月頃に成熟し冬でも枝に残って鳥の採食を待つ。 食べた種子が鳥の排泄によって枝に貼り付いて繁殖する。 
 果実が自分の宿主に自分で付着することは少ない・・・宿主に異常繁殖することは不利である。 あくまで鳥によって糞として排泄されて貼り付く場合が多い。

    下の写真ような8mm程度の果実で、果肉を鳥が食べて種子を排出すると、粘着物によって
  木の枝に 付着し、発芽する。 右の写真は果肉の皮で種子は細い糸で数個つながっており、
  粘着物によって幹に付着している。 →
  
   やがて種子から寄生根を出して、幹の中に根を進入し寄生する。

↓シラカンバの枝に宿根して最初の葉が出るまで数年(5年程度?)かかる。 その後は二股分岐を繰り返す。 6月14日 野幌森林公園

 

「ヤドリギ」の成長は1年に一節だけ成長する。翌年はその先から二つ 芽が出て更に成長する。 
 つまり二股分枝を繰り返し、年数が経つと樹形は球状に成長する。 下の写真は枯れた茎を使用したので茶色↓通常・常緑樹




こちらは実の付かないオスの木。

寄生して宿主を枯らすダメージではなく、上手に半寄生している。
                     


    欧米ではクリスマスの日に、「ヤドリギ」を天井に飾る。

        ↓オウシュウヤドリギの飾りの様子

            

「ヤドリギ」の英名はmistletoe(ミッスルトゥ)。 クリスマスのの日に「ヤドリギ」を飾り、その下で女性にキスをしても許される。

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彼女の右手には「ミッスルトゥ」

この木の下で異性にキスしても
 許され、幸せに結ばれる・・らしい。

「ミズナラ」に半寄生する「アカミヤドリギ」、宿主は枯れてはいない。 



↓球状に成長した「アカミヤドリギ」



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