ウミウ (海鵜) 〔ペリカン目ウ科〕 「英名:Japanese Cormorant」「学名:Phalacrocorax capillatus 〔雌雄同色〕 L84cm W133cm 「留鳥」 戻る
↓ 岩場の多い外海に多く生息する。 海面では体が沈んでいるため、他の海鳥より強風や荒波に強いようだ。



北海道で周年見られ道内各地の海岸で繁殖している。  ↓ 幼鳥は腹などに白色が残る。



 ↓7月、日本海の群れ。 「ウミウ」は潜水が得意で鵜飼に使われるのは本種。


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 「ウミウ」は潜水採餌する海鳥で、1〜2分、水深10〜40mまで潜水する。 体型は数百メートル潜水できるペンギンに良く似ている。 
主翼で水をかいて、短い尾羽で舵をとって魚を追いかける。 クチバシで捕まえた魚は浮上してから飲み込む。 羽毛が水分をはじかないため潜りやすい
反面、保温ができずまた、飛行時の負荷となるため、↓のように羽毛を乾かす動作が良く見られる

 

↓「ウミウ」のコロニー(集団栄巣場所) 魚を消化するため強酸性の消化液、そのため白い糞は強酸で樹木や草を枯らす。

 

↓10月中旬、紅葉の支笏湖畔に訪れた「ウミウ」の幼鳥。 内陸の湖などで見かけることもある。



↓(幼鳥)9月15日、道東・走古丹



      ↓飛び立つには長い助走が必要(ウの仲間)                        ↓体が比較的重いため、羽を大きく広げブレーキかけて着陸する。

 



◆ ウの仲間は潜水が得意で魚やエビ・カニなどを捕食する。 海に浮いてる姿を見ると、他の海鳥にくらべ体がほとんど沈んでいる。
  これは海上の強風や荒波にも左右されにくい特徴であるが、反面羽毛の防水性が悪く、日光浴して保温や羽を乾かす必要がある。
◆ 挟んだ魚が逃げないよう、クチバシの縁には鋸歯状突起がある。 海面に浮上して魚の頭を下にして一気に飲み込む。
  この習性を利用して、首の付け根を縛って、ここに魚を蓄えさせ、脹らんだら吐き出させて魚を捕獲するのが鵜飼である。
◆ 外出先から帰って「うがい」する・・の「うがい」は、この鵜飼の様子を例えた語源である。
◆ 繁殖期は4〜7月、北海道〜九州の岩礁や絶壁にコロニーを作って行われる。 巣材は枯れ草・木の枝・海草 等々。
◆ 良く似たカワウは主に河川・湖沼・内湾の海に生息し、北海道ではほとんど見られない
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