スズメ (雀) 〔スズメ目ハタオリドリ科〕 〔雌雄同色〕 L14cm 「留鳥」          英名:Tree Sparrow  学名:Passer montanus 戻る
      全国で繁殖し、普通に見られる。 人間の住まない所には生息しない傾向がある。  


稲などを食害するため、農家から敵視されることが多いが、反面 作物の害虫なども捕食する。
1958年、中国で農作物の被害を無くそうと「スズメの大量撲滅」を行った結果「ハエ、カ、イナゴ、ウンカ」などの害虫が大量発生し、農業に大打撃を与えた。
生態系のバランスは過度な手が加わると短期間で崩れてしまう例として記憶に残したい。



住宅の暖房が石炭だった頃、街の中は煙が多く、冬の「スズメ」真っ黒だったことが記憶に残る。






◆ 市街地とその周辺の林、草地、河原に普通に生息する。 奥深い森林や人の住まない廃村には見当たらない。 
◆ 主にイネ科、タデ科、キク科などの乾いた種子を好む。 その他小型の昆虫、クモ類なども食べる。 育雛期には大量の虫を捕獲し与える
  ヒナが育つに連れて種子食に変えていく。 巣立ちした若鳥は大群で水田を訪れ未熟な種子をあさる。
◆ 巣は人家の屋根裏や家のすき間、樹洞、巣箱などを利用して枯れ草などで作る。 栄巣・抱卵・育雛はオス・メス共同で行う。
◆ 繁殖期の多くは3〜6月で一年間に1〜3回繁殖する。 一度の産卵は4〜5 個の卵を産み、12 日程でふ化し、約14 日で巣立つ。
◆ 留鳥として同じ地域に留まって生活しているように見えるが、バンディング調査によると広範囲に移動していることが分かってきている。
 
  住宅地から離れた公園や林に生息する、良く似た「ニュウナイスズメ」

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