シマアオジ (島青鵐) 〔スズメ目ホオジロ科〕 〔雌雄異色〕 L15cm 「夏鳥」  英名:Yellow-breasted bunting    学名:Emberiza aureola 戻る
 日本では春夏に北海道で繁殖し、冬は東南アジアなどの熱帯域へ渡って越冬する。  
 環境省:RDBカテゴリー 絶滅危惧IA類(CR):ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種 
 ↓ 6月25日 サロベツ原野の平原





広い原野の中で比較的背丈の高い「エゾカンゾウ」ソングポストになる。

 

↓ 6月19日 サロベツ原野、朝露に濡れる午前5時、青虫を捕獲して食べてしまった。 育雛中なら巣に運ぶはずだが・・・



↓ 『食べちまったが、なんか文句あっか!』



↓ そしてまた、何事も無かったように、さえずる。 白い花&ソングポストは北海道でおなじみの「イソツツジ」



↓ 場所を移動して・・・また さえずり・・・



↓ また さえずる ・ ・ (本種はペアリングして雌が抱卵や育雛中でも、よくさえずりを繰り返す)



↓ 今は完全に生息が途絶えたウトナイ湖での写真。 「ホザキシモツケ」「ハンノキ」の原野で繁殖していた。  ’03年6月10日の写真。

 

↓ 午前5時、朝の太陽に照らされて・・・



↓ 朝霧の午前5時18分 


◆ 北海道の原野でのみ見られた鳥だが、最近異常に減少し、見る機会がなくなった。 道東・道央からは消え、道北の一部にのみ生息が限られている
ヒィー ヒョー ヒィー などと、灌木の枝先でさえずる。 雑食で主に草むらや藪の下で昆虫などを捕食する。 種子類も食べる。
2003年頃までは、道内の平坦な草原、海岸の草原、牧草地、原野でよく見られた。 
◆ 巣作りは雌で、枯草を外側、内装は細かい枝や草、獣毛を使う。 卵は4〜5個産み、11〜13日間 抱卵、孵化して10〜14日で巣立つ。、
   抱卵、育雛は雄雌 共同でおこなう。 
 
◆ 激減の原因は越冬地の東南アジアの環境異変、渡りルート中国の食材大量捕獲、そして繁殖地の北海道では、多くの草原を牧草地にしたこと、
   更に子育て中の牧草早刈り、等々の理由が挙げられている。
◆ 繁殖地は日本だけではないので世界から種が絶滅する状況なのかは分からないが、繁殖地を同一場所に戻って行う習性がある鳥なので、
   北海道(日本)から消滅するのは、時間の問題と思われる。
◆ 環境省のRDB(レットデーターブック)には絶滅危惧IA類(CR)と最高ランクで「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」に登録されている。



戻る 索引TOPへ