オヒョウ(オヒョウニレ)「ニレ科」 〔落葉樹〕 高さ:20〜25m  太さ:60〜100cm   花時期: 4〜5月 生育場所:山の沢や山地などの湿った場所。 戻る
       分布:北海道,本州,四国,九州   学名:Ulmus laciniata (Trautv.) Mayr
↓ 見分けのポイントは、葉の先端が亀裂し<、分かれる。
 

↓ 翼果は扁平した楕円形で、6月ごろ褐色に成熟する。 翼果はハルニレに良く似る。 ハルニレの翼果の先は凹んでいるが、本種は凹まない。



↓ 先人アイヌの衣服は本種の樹皮を利用して作られた。



 用途: 材は器具材、薪炭材、パルプなど。 樹皮は繊維が強いため、衣料・縄などの加工に使われた。
オヒョウの樹皮は非常に強靭で、手で切ろうとしてもなかなか千切れない。 春先に木の根元に鉈(ナタ)を入れて、樹皮を引っ張ると、バリバリと幹の上の方まで 
剥れる。 剥いだ樹皮の硬い外皮を取り除き、内皮を水に2週間ほど浸して内皮が剥れるようになったら、更に薄く剥がして洗い、ぬめりを取って乾燥させて使う。
本種のほか、アイヌの人たちが繊維を採った樹木は、ハルニレ、シナノキ、オオバボダイジュ、ツルウメモドキが使われていた。



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