マガン (真雁) 〔カモ目カモ科〕 〔雌雄同色〕 L72cm 「旅鳥」     英名:Greater white-fronted goose  学名:Anser albifrons 戻る
  ロシア極東北部で繁殖し、越冬先の本州に渡る途中と、帰る途中に「旅鳥」として北海道に立ち寄る。





渡りの途中、3〜7万羽が立ち寄る「美唄市・宮島沼」の朝 ↓4月22日午前4:30




4月中旬の「美唄市・宮島沼」(びばいし・みやじまぬま)の様子↓ 場所:地図






一斉に飛び立つ様子を@〜Gまで順番にご覧ください↓
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繁殖地は「ロシア極東北部のツンドラ地帯」湿地帯で、食べ物が豊富で天敵が少なく、子育てに適している。 しかし9月には早くも雪が降ります
したがって、生まれて2ヶ月ほどの幼鳥(若鳥)を連れて、南の越冬地、宮城県・伊豆沼など(約4000km)に移動して冬を過ごす。
 その移動の途中に北海道に立ち寄る 旅鳥である。
鳥は「中空の骨」で軽く、「気のう」と呼ばれる特殊な肺で空気の薄い高所でも呼吸ができ、飛行中の代謝率が優れ、長時間の渡りができる
特にガンの仲間は標高9000mの山脈でも越えられる優れた能力を備えている。 (ハクチョウは標高3000m程度が限度)




 

マガンの特徴である「お腹の黒い横しま」が見える。(若鳥には ないか少なく、額の白色もない)






北海道で「マガン」の大きな群れは、ここ「美唄市・宮島沼」と「苫小牧市・ウトナイ湖」、春(4月中旬〜下旬)、秋(9月下旬〜10月上旬)に見られる。






◆  「白いおでこ」と「お腹の黒い横しま模様」が特徴。                             (国)準絶滅危惧種 (国)天然記念物 
◆ 食性は植物質で水田で稲の穂や麦の葉をむしって食べる。 浅い水面で首を入れたり逆立ちして草の葉、茎、地下茎などを採食する。
◆ 日本では1971年に狩猟鳥から除外し天然記念物に指定。 前年1970年の渡来数が3,700羽だったのが7年後には34,000羽に増加した。
   繁殖地のロシアではまだ狩猟鳥のままであることから、越冬地の保護の影響がいかに大きいかが良く分かる。
◆ すでに日本が越冬地で絶滅したものにハクガン・シジュウカラガン・サカツラガンなどがあり、本種はかろうじて狩猟鳥から除外し免れた種と言える。


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