マガモ (真鴨) 〔カモ目カモ科〕 〔雌雄異色〕 L59cm 「留鳥」または「冬鳥」        英名:Mallard   学名:Anas platyrhynchos 戻る
    北海道の河川・沼・都会の公園などで繁殖しているが、多くは冬鳥で渡来する。      ↓ 2月6日、屈斜路湖、氷上


                                     
       ↓メス


↓  「水面採餌カモ類」で深く潜水はできない。 主に植物質を食べるのでパンや穀物の餌付けに集まる。



↓「エクリプス羽の「雄」は上の「雌」に似るがクチバシが黄色いので見分けがつく。 この頃は飛べない。 9月18日、苫小牧、森林内の河川。



水草や種子などの植物食が主で水生生物も食べる。 この「マガモ」を家禽(家畜の鳥)として改良したのが「アヒル」 



「水面採餌カモ類(淡水カモ)」は緊急時に、助走しなくても飛び立つことができる。↓



「水面採餌ガモは潜れない」と書いたが実際は浅く数メートル・数秒間は潜っている。 また↓のように逆立ち採餌も良くする。 淡水湖の浅瀬にて・・

 

↓ 1月29日、風の強い日、稚内 宗谷湾の浅瀬で必死に採餌するマガモ。



↓ 12月30日、札幌市内の薄暗い小さな川辺にて。



↓ 4月3日、苫小牧 森林内の河川。


◆ 北半球の冷帯、温帯に広く生息し、日本には越冬のため渡来する。 北海道では繁殖するものも多い。
◆ 主に植物性の水草の葉や茎、種子などを食べるが、タニシなど水生生物も食べる。 夜に採食することが多い。
◆ 巣は水辺の草むらや藪の中に草の葉を敷いて皿形に作る。 産座は自分の羽を抜いて敷く。卵は6〜12個、28日で孵化し約55日で独立する。
   ヒナは生まれた時から毛があり・目が見え・歩行できる・自分で採餌できる等々 早成性である。
◆ 巣作り、抱卵から育雛、独立まで メスだけで行い、オスは全く協力しない。 抱卵時期から夫婦は解消され、翌年の相手は変わってしまう
   抱卵から育雛を一人でやるメスは、体の色が地味で、巣の周りの色に良く似て外敵に見つかりにくい。 また巣を離れるとき、卵に自分の羽毛をかけて
   目立たないようにして巣を離れる。
◆ マガモとアヒルの交雑種がアイガモ(合鴨)で、合鴨農法でよく知られている。 マガモに良く似ているが一般に、あまり飛べない・体がマガモより大きい
   など区別されるが、交雑の具合で極めて見分けにくい固体がある。
  仲の良い例に同じカモ科の「オシドリ・夫婦」と良く使うが、同様に育児協力はなく夫婦は一年限り・・結婚式の事例に使うのはあまりお勧めできない
  しかし本種もオシドリも、秋から繁殖時期まではオスとメスが寄り添い、仲の良い様子がうかがえる。 これはオスがメスにピッタリ寄り添い、番(つがい)を
  メスにアピールしているもの。 なおざりにすると簡単に他のオスに奪われるか、浮気されてしまう。 オスも結構大変なのである。
 



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