コガラ (小雀) 〔スズメ目シジュウカラ科〕 〔雌雄同色〕 L12.5cm 「留鳥」        英名:Willow tit   学名:Parus montanus 戻る
  ユーラシア大陸に広く生息し、日本では九州から北海道で繁殖し留鳥として周年見られる。 
↓ 12月11日、屈斜路湖畔  北海道だけで見られるハシブトガラに良く似て、区別が極めて難しい。


見る角度によってクチバシの太さも変わって見え、迷う ・・・



 ↓ 枯れたブドウの枝の樹皮を剥がして丹念に虫を探す。 ハシブトガラは枯れ木をクチバシで突いて採餌はしない。



キクイタダキとトドマツの葉のすき間を主に採食していた。



↓ 落下しているトドマツの種子を食べているようだ。



↓ エゾマツの種子も採食していた。 混群にハシブトガラも混じることがあり、下の写真はハシブトかも知れない。


以上の写真にハシブトガラが混じっているかも知れません。
・ 北海道では針葉樹林で多く見られる。 良く似たハシブトガラより見る機会は少ない。
・ 枯れ枝に潜む虫を、クチバシで幹を掘って取り出して捕食する。 ハシブトガラは枯れ木をクチバシで掘ることはしない。
・ 秋には草や樹木の種子・果実を食べる。 また貯食行動も行う。
・ 巣は枯れ木に雌雄共同で巣穴を掘り獣毛などを敷いて産座にする。 抱卵はメス、育雛は共同で行う。
  ハシブトガラの巣穴は洞穴借用型であるが、本種コガラは自前で巣穴を掘る。

良く似たハシブトガラとの比較
項目/種類 ハシブトガラ 本種コガラ
日本の繁殖地 北海道 九州以北
見かける場所
(混在することもある)
広葉樹林で見かけることが多い 針葉樹林で見かけることが多い
さえずり
(聞き分けは困難)
フィーフィーフィー・チョチョチョチョ・チィチィチィチィなど チチョーチチョーチチョー・ヒツーヒツー・ツチーツチーツチーなど
甘く太く力強い 金属的で高く軟らかい
地鳴き チチ・ジェージェー(鋭く強い声) チチ・ジェージェー(甘く軟らかい声)本州産の声とやや異なる
後頭部と喉 黒く光沢がある 黒いが光沢はない
クチバシ 太くて短い 細くて長い
尾羽 先が角ばっている 先が丸味を帯びている
足は太めで指のウロコがささくれ立って見える 足は細めで指のウロコがささくれ立って見えない
 いずれも違いはわずかで、動き回る個体での同定はきわめて困難。 私はクチバシの違いと生息場所、撮った数枚の写真拡大で判断することが多い。

 北海道の生息数は「ハシブトガラ」が多い。                                     比較参考文献 〔北海道野鳥図鑑:亜璃西社〕


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