カシワ(柏・槲)「ブナ科」 〔落葉樹〕 高さ:15〜20m  太さ:80〜100cm   花時期: 5〜6月 生育場所:海岸から山地の日当たりの良い所  戻る
     分布:北海道,本州,四国,九州    学名:Quercus dentata Thunb.
北海道でドングリの生る木は、本種 カシワの他、ブナコナラミズナラの4種類が自生している。


↓ 知床・ウトロの丘に群生するカシワ。 ビンズイのソングポスト



↓ 12月31日、幕別町。 真冬になっても枯葉が残り、春に新しい葉と入れ替わるので「子孫を絶えさない」縁起の良い木とされている。

アイヌがいつもだまされていた和人に、緑の葉のカシワを指差し「あの木の葉が落ちたらお金を返す」と約束し、お金を借りた・・・葉は枯れても落ちなかった。



  用途: 材は重くて堅く、器具・建材・家具・船舶材・樽材に利用される。 葉は柏餅を包む。 昔から葉を食べ物を盛る器として利用された。
◆ カシワの名の由来は、食物を盛る葉として炊葉(かしきは)と呼ばれ、これがカシワとなった。
樹皮にタンニンを多く含み、北海道のカシワはタンニン原料として多くが伐採され減少した。 カシワのタンニンは主に革なめしに使われた。
   また材及び樹皮の煎汁を漁網の染料や麻綿布などのカーキ色染料として用いた。
カシワの材は導管内にチロースと呼ばれる繊維があり、水を通さないためウイスキーの樽などに利用されている
陽樹(日光を必要とし森を形成する先駆者→パイオニアプランツ)で砂丘や乾性の土地、火山帯でも群落が見られる。 
◆ 寿命は長く、推定樹齢400〜500年の巨木が道内にも存在する。 
  極めて私的なこと → 私の卒業した中学校は札幌市立柏中学校である。 当時1クラス60名程度で1学年12クラスもあったマンモス校であった。
  修学旅行はバス13台(1台は車酔い専用車)連ねて阿寒湖まで行った。 生徒数が異常に多く、競争が激しかった時代・・・



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カシワの葉を基本とした家紋が多く使われている。
昔からカシワの葉は食物を盛る葉、また供物を捧げる器などに用いられ、神聖な木として
家紋として使われるようになった。 三つ柏など多くのバリエーションがある。

柏手を打つとは、神意を呼び覚ますことを意味する。