イヌエンジュ(犬槐)「マメ科」 〔落葉樹〕 高さ:10〜15m  太さ:30〜60cm   花時期: 7〜8月 生育場所:山の林内など  戻る
   分布:北海道,本州(中部以北)        学名:Maackia amurensis Rupr. et Maxim.       
 他の樹木より遅い時期に、細毛で銀色の新葉が出て来る。
 ↓ 5月24日 札幌市                                        ↓ 滝川市 5月25日
 

和名は「エンジュ」にやや劣ることで「イヌエンジュ」となったが、材質はほぼ同等。



↓ 花が咲く  7月24日 夕張市 郊外



↓ 7月24日 南富良野町







用途: 堅くて強く耐用年数が長い。 床柱、器具材、彫刻材、三味線・太鼓の胴 など。 材はほぼ「エンジュ」と同等であるがイヌが付いている。
北海道の観光民芸品の多く「エンジュ」(延寿)と称して本種の彫刻や加工品が多く出回っている。
      本物のエンジュ(槐)Styphnolobium japonicum は学名に、日本の・・と表されているが、もともと中国原産の落葉高木で、古くから日本に植栽されているもの。
◆ アイヌの人たちは材が丈夫で、更に木の悪臭が魔よけや病魔を避けることでチセ(家)の柱に使った。 
「辺材」「心材」の色が明確に異なる。 これを利用した観光お土産の彫り物が多い。
◆ マメ科で北海道で見られる比較的大きくなる樹木は、他にニセアカシヤ(ハリエンジュ)」 「イタチハギ(クロバナエンジュ)」 「フジ」 「ネムノキがある。
 
↓アイヌの人が「イヌエンジュ」で作った各種の容器



↓ 右の幹をくり抜いて作った彫り物。 辺材(白色)と心材(赤褐色)の色の違いを利用している。 




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