ハシブトガラ (嘴太雀) 〔スズメ目シジュウカラ科〕 〔雌雄同色〕 L12.5cm 「留鳥」               英名:Marsh Tit 学名:Parus palustris 戻る
    日本では北海道で繁殖し、北海道だけで見られる。                         ↓4月5日、洞爺町


↓「羽つくろい」の真っ最中 4月16日、ウトナイ湖



↓水浴び 人が洗面器に顔をつける仕草に似ておもしろい       ↓5月15日、野幌森林公園
 

↓右側の親からエサをもらう幼鳥(左)     5月15日野幌森林公園         ↓巣立ちした幼鳥
 

↓ 貯食を良く行う。 頭の上の樹皮に挟んであった「ヒマワリの種子」を食べに来た。




   

良く似た「コガラ」も北海道にいて同定が難しい。 上の写真にもコガラが混じっているかも知れない。




↓良く似た「コガラ」と思うが、自信なし。  クチバシが細く、初列風切羽の縁がやや白っぽく見える。

・・
・ 低地や低い山の落葉広葉樹林や針広混交林の川辺の林など湿地の林を好む。 高山の針葉樹林帯では見られない。
  都市の公園や庭の餌台にも普通にやってくる。 繁殖期以外は他のカラ類と混群をつくり、採餌していることが多い。
・ 主に昆虫やクモ類、春先は若芽、秋にはナナカマドなど小果実・草の種子などを食べる。 また秋頃から貯食行動も見られる。
・ 巣は樹の穴やキツツキ等の古巣、巣箱などを利用し、自分で巣を形作らない。 穴の中にはコケ類を敷き、羽毛や獣毛を産座にする。
・ 良く似たコガラとの比較を、動き回る生態で行うのは極めて難しい。
良く似たコガラとの比較
項目/種類 本種ハシブトガラ コガラ
日本の繁殖地 北海道 九州以北
見かける場所
(混在することもある)
広葉樹林で見かけることが多い 針葉樹林で見かけることが多い
さえずり
(聞き分けは困難)
フィーフィーフィー・チョチョチョチョ・チィチィチィチィなど チチョーチチョーチチョー・ヒツーヒツー・ツチーツチーツチーなど
甘く太く力強い 金属的で高く軟らかい
地鳴き チチ・ジェージェー(鋭く強い声) チチ・ジェージェー(甘く軟らかい声)本州産の声とやや異なる
後頭部と喉 黒く光沢がある 黒いが光沢はない
クチバシ 太くて短い 細くて長い
尾羽 先が角ばっている 先が丸味を帯びている
足は太めで指のウロコがささくれ立って見える 足は細めで指のウロコがささくれ立って見えない
 いずれも違いはわずかで動き回る個体で同定はきわめて困難。 私はクチバシの違いと生息場所、撮った数枚の写真拡大で判断することが多い。

 北海道の生息数は「ハシブトガラ」が多い。                                     比較参考文献 〔北海道野鳥図鑑:亜璃西社〕
戻る 索引TOPへ