ハルニレ(アカダモ・エルム・ニレ)(春楡)「ニレ科」 〔落葉樹〕 高さ:25~30m  太さ:1~1.5m   花時期: 4~5月 生育場所:山の湿った所 など 戻る
   分布:北海道,本州,四国,九州   学名:Ulmus davidiana Planch. var. japonica (Rehder) Nakai
↓  秋に美しく紅葉する。 公園に植えられた「ハルニレ」 10月1日 札幌・モエレ沼公園


↓ 葉が出る前に目立たない花が咲き、下のような果実をつける。  5月13日 当別



↓ 風で飛ぶよう、翼のついた翼果。 中心の膨らんだ部分が種子。 6月には褐色になって風に飛ぶ。



↓ 葉の裏面は平行に伸びる側脈が目立ち、くさび形の基部は良く見ると非対称。 ( 黄葉10月4日)



↓ エゾシカに食べられるニレの樹皮。 特にオヒョウ、ハルニレ、アオダモ、ノリウツギ、イチイなどが好まれ樹皮食害となる。 知床・ウトロ

 

   用途: 街路樹、公園樹。 材は建築、器具、楽器、薪炭材。 樹皮は繊維が強くアイヌの人は縄や衣服、鞄などを作って利用していた
◆ ハルニレは萌芽能力が強く根元から萌芽し、株立ちするものがある。 また倒れた幹から垂直に萌芽し、独立した株となって倒木更新が見られる。
エゾシカの食害が多い知床では、食料の不足する冬季間に本種の樹皮が食べられ、枯れてしまう。
◆ 英名 Japanese Elm(エルム)と言い、ハルニレの多い北海道大学をエルムの学園や、巨木(樹齢200年)の多い植物園をエルムの森と言っている。
◆ 樹液にはクワガタチョウスズメバチなど昆虫がよく集まる。


↓ 枝に「こぶ状」になったコルク質の翼があるものは「コブニレ」 
学名:
Ulmus davidiana Planch. var. japonica (Rehder) Nakai f. suberosa (Turcz.) Nakai






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