ハイマツ(這松)「マツ科」 〔常緑樹〕 高さ:1〜3m  太さ:10〜20cm   花時期: 6〜7月 生育場所:高山帯 など  戻る
   分布:北海道,本州(中部以北)   学名:Pinus pumila (Pall.) Regel
↓ 9月24日 十勝岳・裾野の群生


↓ 藻琴山 6月16日



↓ 雌花は今年伸びた枝先につく。 受粉してマツカサ(マツポックリ)になる。  6月28日 大麓山



↓ 雄花は多数集まってつき、黄色い花粉を出す。 8月6日 羅臼湖・遊歩道



↓ 雄花の拡大、まもなく花粉を出す。 6月30日・大麓山



枝の先端は「雌花」。受粉して翌年9月頃、成熟して種子を作る。 ↓ 6月30日・大麓山 下のマツカサは昨年の枝先についた雌花が成長したもの。



↓ 10月6日、斜里岳。  色づく広葉樹のすき間を埋める「ハイマツ」



↓ 2月7日、川湯・硫黄山の火山灰地に群生する。



  用途: 盆栽や庭木 など     
◆ 葉は同じマツ科マツ属ゴヨウマツ(五葉松)と同じで5本束で一つの葉を形成、球果の成熟には2年かかる。 世界的に日本が生息の南限である。
氷河期から生息していたが温暖化によって高い山に生息地を移して生き続けてきた。 (高山植物も同様な経緯を経ている)
◆ 地面を這って成長する松は日本で本種のみ。 種子には他の松のように風散布を目的にした翼がない。 したがって動物散布を期待しているもよう。 
◆ 種子はさまざまな動物に食べられているが、特に貯食行動をする「リス」「ホシガラス」「カケス」「ゴジュウガラ」などの採食によって拡散発芽している。
◆ 本種のマツカサは成熟しても他のマツのように開かない。 マツカサごと散布してもらいたいが、こじ開けられ、食べられてしまうものも多いようだ。



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