4WDの落とし穴   戻る

4WDは雪道で万能か? → 二輪駆動から見ると万能に匹敵する位、優れた駆動方式です。

雪道のレンタカーは必ず4WDを指定しましょう

 1.雪道での発進には優位性があります。タクシーなどの2輪駆動より断然早く、青信号では先頭です。
 2.登坂力が断然に良い
 3.多少の悪路や積雪でも走破できます
 4.滑るコーナーでもニュートラルステアで、低スピードなら多少の加速でも素直なコーナリングができます

  しかし
オーバースピードではアンダーステア(前輪操舵角度よりも浅い角度で曲がる→外側にふくらむ
  となり
修正が極めて難しくなります

  高度なテクニックではアンダーになる前にフェイントをかけてオーバーステアを故意に発生させて曲がる
  方法や、ソーイングで常にアンダー・オーバーを小刻みに続けながら曲がる方法があります。
  →
末尾参照
以上の優れた4WD・・ゆえに落とし穴となってしまう事例
 
 1.2WDから4WDに新しく買い換えた某氏は雪道の登坂力テストをしようと、
きつい坂道を登り始めました

   『おおっ・・前の車とは、ぜんぜん違うぞ〜』と言いながら、今度は
坂の途中で停車して、
   発進できるか試してみた


   すると、発進を始めたとたん、前進するどころか、
車は坂道を滑って下り始め、道路わきの電柱に衝突して
   停車。
新車の4WDは遭えなく傷物になってしまいました。 

   
加速して登った雪の坂道。停車して再発進はタイヤのグリップが付いて行けず、タイヤは前方向に回転するが
   逆にスリップして坂を後進 してしまったのです。 これ4WDを過信した落とし穴と思います。

 
 2.積雪が続く幹線道路を走っていたA氏は、本州の「横浜ナンバー」FRの車に追い越されました。

    4WDの彼は冬道不慣れな「横浜ナンバー」に追越され ショックで した。

   
こうなったら4WDの威力地元の雪道運転のスゴサを見せようと、必死について走ります。
       
100m先のコーナーで前車は激しいドリフトで抜けていきます。

   しかし必死で追従した
A氏は曲がり切れず、路肩の雪に突っ込み、タイヤがホイールから外れ走行不能に
   陥ってしまいました
早い車には意地で付いて行かないことが雪道の基本です。

   ちなみに横浜ナンバーは私で、A級ライセンスの血気盛んなバリバリの時代、転勤先の横浜から持参した
   TE-71レビンを乗り回していた頃、チト反省が必要な出来事でした。 

 
 3.同じ4WDでも車の車種(用途)によって走行性能が異なる。

   悪路走破用のランクルなどは
「スーパーLOW」のレンジがあります。
   これは悪路や急斜面を大きなトルクで走破するための超低速ギャー設定のレンジです。

   私の4WDは都市型4WDのエスティマで、
そのレンジはありません

   家族5人を乗せたエスティマは子供の『行け行け』の声につられ、湖畔に出る悪路の
急斜面を、
   ランクルにつられて下りて行きました
。 

   スリル満点の急斜面を降りて『さっすがー』とか子供らに言われ、優越感。

  下りた湖畔で充分楽しんで、今度は帰途のため、急斜面を登ることになりました。

  しかし
デフロックもLOWギャー設定も無い都市型「エスティマ」はクラッチの焼ける臭いがするだけで、
   勢いを付けないと登れません。

   家族全員を下ろして、車速を上げ、勢いつけて、やっと登り、家族の強烈なブーイングが今でも
  思い出されます。

                
・・下りられても登れない坂がある・・

       
春先は雪が無くても道が緩んでいます。少しの下りでも登れない事例(写真)

                 高度なテクニック(あくまでも競技用テクニックの一部です)

 フェイント
  → 曲がる方向にハンドルを切る前に、一旦逆側に切ってから曲がる方向にハンドルを切ります。

            車体はねじれるように曲がる方向に向きが変わり、ふくれることを防ぎながら曲がる事が
           できますが
アクセルワークとカウンター(逆ハン)操作の充分なトレーニングが必要です


 ソーイング
→ ハンドルを曲がる方向とその反対方向と小刻みに切りながら曲がる方法です。
           すべり具合が分かりやすく、不安がありません。
同乗者が居る時は酔います。

 サイドブレーキ
→ コーナリング直後、サイドブレーキを一瞬引いて故意に後部を滑らせインを向かせて
             曲がる方法。
センターデフ付きの4WDが可能のようです。
             今の4WDは後輪のみロックできないので、不可のようです。

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