【エゾリス】 (蝦夷栗鼠) 〔リス科〕  北海道の全域に生息する(近辺の島には生息しない) 、樹上を主に活動する。                     戻る

↓札幌・平岡公園、11月23日。 イチイの果肉を食べている。



札幌市内を一望できる円山に住む「エゾリス」 ↓ 3月上旬・札幌




 




山道を歩く人たちに給餌され、冬の食べ物は極めて豊富。 また人を恐れない。

 










   


↓チョット大きく見えるが「二ホンリス」より少し大きく、頭胴長25cm、尾長17cm程度。 ↓実物大?



餌を地面に埋めて食料を蓄える「貯食行動」が見られる。   ↓ 10月26日、札幌・青葉町



                         ↓ 10月26日、札幌・青葉町                                               ↓ 9月21日、野幌森林公園                                                            
     

「カエデ」の甘い樹液をなめる。 3月7日、札幌




   

堅い「オニグルミ」の縁を、堅い歯で削って半分にして食べる。  しかし割るのは簡単ではなく、2〜3分は掛かってしまう。↓

 

↓ エゾリスのクルミを割って食べる特技。 接合部・円周を丈夫な歯で削って半分に割って食べる。

さて、問題です。 二つに割れたクルミを次にどのようにするでしょうか? 3択です。

1.割れたクルミの半分を片手に1個ずつ持って順番に食べる。    

          2.割れたクルミの半分を足で押えておき、1個ずつ両手を使って順番に食べる。   

          3.割れた半分の片方はあきらめて、地上に落とし、半分だけを両手を使って食べる。













正解は3.割れた半分の片方はあきらめて、地上に落とし、半分だけを両手を使って食べる。でした。 いずれも3月28日、大沼公園にて



↓これはエゾリスが作った「エビフライ」木の上から落下。 11月23日、札幌・平岡公園



↓エビフライ製作中・・・ヨーロッパトウヒの球果を人がトウキビを食べるように鱗片をかじり取って小さな種子を食べる。 

長い球果なので食べ終わるのに15分以上もかかる。 種子は2mm程度の小さなもの。苦労の割に食は満たされるのか?



11月23日、いずれも札幌・平岡公園。 のんびり観察ができる。

 

↓ヨーロッパトウヒの樹形と球果。その木の中間より高い位置の枝に巣があった。↓暗くて不鮮明だが大きさは50cm程度、小枝とコケなどで作ってある。

 


北海道に生息する「エゾシマリス」「エゾリス」の比較

項目/種類 エゾシマリス エゾリス
生息地 北海道全域・利尻、礼文島・国後島 北海道全域・近辺の島には生息しない。
生息場所
低平地から高山帯まで広く生息 低平地から亜高山帯の森林に広く生息(高山帯には生息しない)
活動域 主に地上(巣は地下か樹の洞) 主に樹上(巣は木の枝や樹洞)
冬期間 地下の巣で単独で冬眠する
オスは平均0℃以下、メスは4℃以下の期間冬眠している。
冬眠しない
冬毛は灰色、夏毛は茶色気味。
冬期間の活動は主に午前中に蓄えた食物探し
他は巣にいることが多い。
 冬眠穴は直径約50mmのトンネルが約2mあり奥にラクビーボー
  ル状の寝室があって食物の上の枯葉に寝る。その下には便所が
  作られている。 時々起きて蓄餌を食べる。
貯食行動 土中(分散貯蔵)と巣穴(巣穴貯蔵)に貯蔵する。 土中や樹枝のすき間などに分散貯蔵する。
繁殖 発情期4月下旬〜5月上旬、 年1産
出産 3〜7頭
発情期2月下旬〜7月上旬、年1産〜2産(1産が多い)
出産 1〜7頭(3〜4頭が多い)
その他  3月頃になるとオスが冬眠から目覚め、約1ヶ月遅れてメスが目 
 覚める。 この頃からオスは目覚めたメスを追いかけ、メスの争奪
 合戦が始まる。(乱婚)
 堅いオニグルミの果皮を割って実を食べることができる。
 結合部周囲を歯で削り半分に割る。 シマリスにはできない。
 口腔にドングリが4個程度入る頬袋(ほお袋)があって、頬をふくら
 ませた姿を良く見かける。
頬袋はない
いずれも「貯食行動」で土に埋められた種子が発芽し、森の再生に役に立っている。
ペットで飼われていた「チョウセンシマリス」が野生化し「エゾシマリス」との交雑が問題視されている。


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