エゾアカガエル  学名:Rana pirica (ラナピリカ)と言う。 アイヌ語の「可愛いカエル」の意味からきている、北海道に分布するカエル。     戻る
北海道にはこの他「ニホンアマガエル」の二種のみ生息していたが、近年 人的移入で種類が増えている。

北海道内の平地・湿地・山地・高地まで広く生息している。 カエルは鳴き袋に空気をため、一端肺に吸い込んで、口に押し出すときに鳴く。
そのため、口を開いて鳴きません。 鳴くのは通常オスで、メスは天敵に襲われた時などしか声を出しません。
 

オスがメスの上に乗っているのは包接行動で交尾ではありません。 カエルは「体外受精」です。
 

↓産卵の瞬間  産卵するメスの上のオスが後ろ足で精子をかけているようです。  4月28日真狩川付近にて


痩蛙 まけるな一茶 是に有 (やせがえる まけるないっさ これにあり) 小林一茶
「小林一茶」の有名な俳句は、私のように蛙合戦(交尾争奪戦)を観察していて、痩せた蛙に声援を送った俳句。
↓まさに下の写真の状況である。 上の蛙がもう少し痩せていて可愛い蛙だったら良かったのに・・・


↓自然界で生き延びる変身。

↓異常に顔をふくらませたエゾアカガエル「オタマジャクシ」                    ↓「エゾサンショウウオ」の親と卵      
 

↑これは知床・羅臼湖、「一の沼」で見た「エゾアカガエル」の「オタマジャクシ」。 オタマジャクシを食べる「エゾサンショウウオ」の幼生がこの沼に居ると
「オタマジャクシ」捕食されないよう、このように顔をふくらませます。 そこで「エゾサンショウウオ」の幼生は、それを捕食しようと 更にアゴを大きくしていきます

そして、その水たまりにオタマジャクシエゾサンショウウオの幼生を食べる大型ヤゴがいると、どちらも尾びれを大きくして逃げやすい様に変身していく。

捕食者がいない場合はごく普通の身体で変身はしない。 ・・・北海道大学・西村欣也助教授(行動生態学)による・・・

自然界の不思議で合理的?な変身の術。



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