ダケカンバ(ダケカバ)(岳樺)「カバノキ科」 〔落葉樹〕 高さ:15〜20m  太さ:60〜100cm   花時期: 5〜6月 生育場所:亜高山〜高山  戻る
   分布:北海道,本州(中部以北),四国   学名:Betula ermanii Cham.
↓ 8月16日 えりも町・百人浜の林   北海道では平地にも自生している。


↓ 10月1日 十勝岳 山麓 落葉して白い樹皮が毛細血管の様に見える



↓ 6月16日 藻琴山 雪の残る春先に雄花と雌花が咲く <ポインターで詳細>



↓ 葉の大きさはシラカンバにほぼ同じ(本種は二重鋸歯縁側脈が7〜12対と多い)  比較詳細は末尾 参照



↓ 日勝峠 10月9日 ハイマツの群生する斜面に自生する「ダケカンバ」



↓ ブルーマウンテン現象(青い山・現象)と思われる。  「ダケカンバ」の発生するフィトンチッドで風景が一面青味がかる。



「ダケカンバ」若葉が萌える頃、化学物質が一斉に発散され、この物質に光が屈折して青味がかった山に見える現象
コーヒーノキユーカリの樹林でも同様な現象が発生し、コーヒーで名高い「ブールーマウンテン」もこれに関係するものと思われる。
 風の無い晴れた日に発生しやすい。 この化学物質は「ダケカンバ」自身の害虫・菌の防止開花の合図とも言われている。 植物の発生する化学物質は 
「フィトンチッド」と呼ばれ、森林浴で得られる様々な効用として人間には有益な物質とされている。 
平成17年6月16日 藻琴山・山頂より


↓ 条件の良い所では巨木になる 10月16日 屈斜路湖・津別峠



↓ ダケカンバなどの黄葉  10月8日 国道273号線 三国峠



↓ 10月13日 ニセコ



      ↓ 10月7日 知床峠                                 ↓ 10月12日 オロフレ峠、夕日に染まる
 

↓ 10月13日 ニセコ・神仙沼 豪雪に枝が曲がる                           ↓ 10月8日 知床・ウトロ
 


用途: 建築・器具材  素直な樹形の材は高級材のウダイカンバ材と同等と言われるが、奥地・高所の樹木はコブや腐れが多い。
      樹形を「シラカンバ」と比較すると、本種「ダケカンバ」樹冠を横に広げた形となる傾向にある。

シラカンバ  ウダイカンバ  ダケカンバ の簡易比較
シラカンバ(白樺) ウダイカンバ(鵜松明樺) 本種 ダケカンバ(岳樺) ヤエガワカンバ(八重皮樺)
主な生育場所 平地 山地 高山 山地(十勝・北見・日高地方
葉の大きさ(約) 幅 5cm  長 6cm 幅 8cm  長12cm 幅 5cm  長 6cm 幅 3cm  長 6cm
葉の基部 切形 深い心形 円形〜切形 くさび形〜円形
葉の鋸歯 鋸歯 不ぞろいな鋸歯 不ぞろいな二重鋸歯 不ぞろいな鋸歯
葉の側脈 6〜8対 10〜12対 7〜12対 6〜8対
樹皮 白色 灰白色〜灰褐色 灰褐色 灰褐色・八重皮
ポイント 平地・樹皮 大きい葉・樹皮 高山・樹形 生育地・樹皮



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